れーこの叫び                 


妖怪小言じじい


我が家には 小言じじいという妖怪が出現する
妖怪小言じじいとは 
まっとうなことを ほんとーにマットーなことを
はいはいわかりましたよということを
くどくどと説教する・・・・・あれだ
(;一_一)

例えば
毎度おなじみの 物忘れ
玲「あっれー、忘れちゃたあ」と聞くや
淳「だから、メモしろと言ったのに。
 大体忘れっぽいのに自分を疑わないから
 なんなの それだけ失敗しといて 今度はしない的な妙な自信は」


ほんとうにまっとうなことを言いますなあ
でも、まっとうなことを言われると 腹立つんだよねえ
あんたは そんなに 失敗しないのかねえ、小言じじい


ということを、あははははあ の笑いでごまかしながら
心の中で うそぶく私であった

淳「そーいわれて、謝らないよね、悪いと思ってないんでしょ」

うーーん、なかなか鋭いな、顔に出たかな
だって、もいっかい買いに行くのは 私じゃないか
じゅんじさんが 買い物に行くのは自分のための
テレビ太郎くらいじゃないか
じゅんじさんが 消耗するのは 時間だけでしょ
私は時間と体力 消耗している
結局、私が買いに行って事は収まるのだから いいじゃん
・・・小言じじい


反論として 上記を 弁論したことがある
そしたらば

淳「こーゆーちっちゃいことから なんか大きな失敗をするんじゃないかと
  考えるんだが、そこつ者のあんただから
  だから、くどくど いっとけば 少しは頭に残るかなと思って
  何遍もいっとるんだわ」


ばかばかしい、
そこつ者を みくびるなよ
何べん言われたって 覚えるもんか


もっと、とーんを下げて上記を言い立ててみれば
淳「人間 謙虚じゃなきゃいけないと思うんだよね
  そうしないと、子どもに何もいえないよ」

うっつ、そうきたか!!!!
ひきょうだなあ、子どものことを持ち出すのは
そりゃあ、ルール違反じゃない?

玲「しょうがないね、れーこだもんね」
と、私は まだまだ妖怪小言じじいになっているじゅんじさんに
へらへら答え、せめてもの仕返しとばかりに
がっくりとうなだれさせるのだった


例えば
淳「だれだ、風呂の電気つけっぱなしは、階段の電気は、
 砂糖のふたは、塩のふたは
 ぱなしはだれだーーー!」
といいながら、始末をするじゅんじさん


あー、見つかっちゃった
東京電子の旦那にぴったりだな
でも、すぐにまた行くんだけどな
風呂場の方に
階段の電気は、ムスメだけど
砂糖や塩も さっきまで使ってたんだから
またつかうかもしんないでしょ


玲「ごめんごめん、わすれてたー」
と、謝るけど数秒後 また風呂場の電気をつける私


彼はこの家で唯一の世話焼き人間だから
子どもに対しても 小言じじいになる
あれこれと 失敗を見つけては 嘆き注意をし 治らないのをまた嘆く

おいおい、でも言っておくけど子どもの失敗や忘れもので
朝から低血圧の体に鞭打ってロードレースをするのは私だ


それで、私に言った ちっちゃい失敗から云々の話を 
ムスメに持ち出すもんだから
すっかり 嫌がられ 
ムスメは 読唇術でもあったのか 
私は こっそり言ってたつもりの 小言じじいを おおっぴらに言うではないか


ムスメ「じゅんじの小言じじい!!!」


うーーーん、ちょっとそれはまずいなあ
でも、ムスメが言うと いっしょにつぶやけるけど


彼は ボケボケ家族を 家族だからこそ心配しているのだろうけれど
それは とてもありがたいのですけど
たぶん 心配されても あなたが薄々感じているとうり
私は この性格を 悪いと 思っていないばかりか
ちょっと 愛着さえある


だから、そんなに心配せずに その時間を 自分のために使いなさい
あなたが 不思議がる 妙な自信もなければ そこつ者は病気になってしまうしね

あなたの不幸は 家族4人の中で
ボケ度が 一番低いことにありますね

やはり、極めた方の勝ち(^_^)v

まあ、ムスメに言われたのが効いたのか
このごろは あまりいわなくなり 電気も パッチンパっちん消していく
省エネにはもってこい
そのあとからあとから 誰かがつけて いくけど
この調子で 買い物の忘れものも 小言を言わずに 
黙って買いに行くようになれば あらたな 進化かしら


こう考えると 
「ボケボケ、おぬしも悪よのう」
「いえいえ ツッコミ様ほどでは・・・・・・」
なーんてね


いえいえ、けっして ボケや粗忽は わざとやっているわけでは
ありませんよ
(^_^;)
偶然、必然、有象無象、森羅万象、怪奇現象をもって
やってしまうのですよ
ぜひ、ご理解のほどを よろしくお願いいたします

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