れーこの叫び
ボヤキと叫びのバックナンバーから
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河合先生さまさまさま

お久しぶりです
いやあ、面目ない、面目ない
でも、便りがないのは良いしるしとも、お思いになって


久々に書く事ができたわあ

それは何かと申しますと、
じゅんじが糸井重里事務所からの仕事でイラストを描いたので、
東京ドームにそのイベントのご招待を受けたのだ
「奥様もごいっしょに~」
ああ、何て親切なんだ
でも、本音を言うなら、私野球はそんなに熱くならない
実はバレーだろうが、サッカーだろうが、勝負事にあまり興味ない
だから、詳しいご友人と言った方がよかろうかと、思わんでもないが、
私ら夫婦は連れだって出掛けない
それはとてもサバサバして、便利で、くらしやすいのだけど、
これでいいのかしらん、という、気もしてくる
世の中には、ご主人が奥さんが絶対ペアと言う夫婦もいるそうだ
ああ、だめだめ、そんなの、耐えられん
私たちはお互いペースを絶対崩さない
それに一緒に行くのを考えるのは、落語会か美味しいご飯だ
たまには出かけんと、夫婦なのか何なのか分からなくなる
わかんなくても支障はないが、縁あって暮らしてきたならそれも寂しいかな

じゅんじは部屋が一番落ち着く場所らしいから、自分からは動かない
この間、申し訳なさそうに、告白してきたのだ
何処へ行こうと、何をしようと、ああ、早く仕事部屋の
俺の机のいすに座り、コーヒーをずずずーと呑みたい
それが幸せだと


ああ、やはりねと思いながら不思議と腹が立たなかった
私は出たがりだから、子どもと一緒に出かけたものだが、
じゅんじさんは仕事を理由にいないこともしばしばあった
仕事なら仕方ないと、じゅんじは静私は動と、住み分けをしていたが
実際その方か楽だった

また、今しみじみ仕事がある幸せを机に向かう事でかみしめているらしい
それをいわれちゃ、何も言えないよね



ああ、話が脱線した
とにかく、そういう話が出たのなら、そりゃのらねば
野球は興味はないが、イベントは大好きミーハーなれーこ、
「うん、わたしもいく」
ひさびさの夫婦お出かけとなった


前日、熱が出た
あららら、よっぽど、一緒に行くに縁がないのね~、と私も思ったが
気合で直し、行きましたよ

東京ドームで事務所の方に挨拶され、巨人の広報の方にあい、許可をもらい中に入り
糸井重里氏に会い、挨拶をした
ずっと、共通していたのは、じゅんじさんは
「河合先生」だったのだ
皆さんがぺこぺこしてる~~~~
ああ、なんか変
でも、ここに来てるのは河合先生のお・か・げ!!
ああ、家族に虐げられてるじゅんじが、嬉しそうだ
淳二は「河合先生」なのだなあ
そうなって、よかったねえ

部屋が好きだから、そうなれたんだよねえ
あの、仕事がないないない、で苦しんだのにね
でも、一寸先は闇、なくなるかもねえ
自営業だものねえ
とりあえずは、よかったよかった

世間のじゅんじの評価を見た夜だった
河合先生、ありがとうございます